文化祭や修学旅行をする際に、クラスTシャツを着用する高校は少なくありません。その際に気をつけたいのが、クラスTシャツの生地選びとデザインです。いくらデザインが秀逸でも、生地が良くなければクラスメイトに受け入れてもらえないこともあります。ちなみにクラスTシャツでもっともおすすめできる素材はやはり天然繊維です。
特にオーガニックコットンは安全性も高く、肌当たりがいいので万人向けといえるでしょう。肌質の弱い人まで問題なく着用できるという点では、これがもっとも無難な選択肢になります。これ以外には化学繊維のポリエステルやポリエステル入りの混紡も人気です。ポリエステルは皺になりにくく乾きやすい性質があるだけでなく、丈夫で取り扱いがしやすい生地です。
スポーツウェアによく使われることからもそれは明らかです。また化学繊維であるポリエステルを天然繊維と組み合わせることで、それぞれの長所をいい具合に引き出すことができます。そういった混紡素材の長所と短所については混ぜる繊維の割合によって違ってきますので、できれば実際にサンプルをもらったうえで着心地を確かめるのがいいでしょう。クラスTシャツは素材も重要ですが、それ以上に気をつけたいのが色や生地の厚さです。
選んだ色や生地の厚さによっては汗染みや下着の線が必要以上に目立ってしまうこともあるため、選ぶ時は特に慎重に吟味しましょう。もっともデザインを工夫することで、それを目立たなくすることも可能です。どうしても使いたい色がある場合は、そうやって誤魔化すのも一つの方法です。